SC杭用 杭頭接合工法

クラウンパイルアンカー

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基礎部の過密配筋を解消!在来工法に比べ、溶接箇所・溶接作業を減少

クラウンパイルアンカーはSC杭用の杭頭接合工法です。
鋼管杭に杭頭金物を現場にて部分溶込み溶接します。溶接した杭頭金物に杭頭アンカーを接続することで、杭頭部と基礎コンクリートを一体化します。

特 長

基礎部の過密配筋を解消

杭頭アンカーは杭頭金物を介して杭頭部に接合するため、杭径に対して200mmの拡径配置となります。そのため、在来工法(※)に比べて、曲げ耐力が増加し、杭頭アンカーの必要本数が減少します。よって、基礎コンクリートの過密配筋が解消されます。

※在来工法に対する曲げ耐力の増加または杭頭アンカーの本数減少割合は設計外力や条件により変化します。

基礎根伐り深さを浅く出来る

杭頭アンカーの端部の定着板がによって、優れた定着性能を有するため、在来工法(※)に比べて、定着長が短くなり、基礎根伐り深さを浅くできます。よって、掘削・山留め・残土処理等の費用軽減が期待できます。

品質確保

溶接性能に優れた鋼種(SN490B)で、溶接部は開先加工を施しているため在来工法(※)に比べて、杭頭接合部の溶接品質が安定します。

※在来工法:異形鉄筋を杭鋼管に直接フレア溶接する方法

適用範囲

杭と基礎コンクリートの適用範囲

   杭の種類   : 外殻鋼管付きコンクリート杭(SC杭)
   杭 径    : 400~1200mm
  杭鋼管 鋼種  : SKK400、STK400、STKN400B
            SKK490、STK490、STKN490B
基礎コンクリート強度: 21~45N/mm2

仕様と適用範囲

施 工

施工上の注意

・施工の手順及び検査の方法は標準的な例となります。現場の状況等により異なる場合があります。
・クラウンパイルアンカーの施工および施工管理は製造メーカーまたは製造メーカーの教育・技術指導を受けた者が実施し、
 チェックシートによる施工の確認を行います。
・設計図書により、杭のみ込み高さ及び杭内部への中詰めコンクリート深さを確認してください。
・感電事故を防止するために、杭周辺の水処理は確実に行ってください。
・杭頭アンカー取付後に曲げ加工を行う場合は、設計監理者に確認の上、指示に従ってください。

形状寸法

クラウンパイルアンカーの構成部材

クラウンパイルアンカーの部材は定着板付きの杭頭アンカーと杭頭金物より構成されます。杭頭金物にはSタイプとMタイプがあり、SC杭に対する部分溶込み溶接長が異なります。

部分溶込み溶接の必要のど厚(a)

杭頭金物はSC 杭の杭鋼管に部分溶込み溶接します。 溶接は仕様毎に定めたのど厚を確保するように、Vプレート開先加工部の全長にわたって行います。

免責事項

万一、クラウンパイルアンカーに問題が発生した場合には、下記の免責事項をふまえた上で対応させていただきます。

・カタログ・標準図等に記載された注意事項が行われずに発生した不具合。
・カタログに記載された事項に反した設計・施工による不具合。
・標準仕様以外に設計者・施工業者等の使用者が指示した仕様・施工方法などに起因する不具合。
・不可抗力(天災、地変、地盤沈下、火災、爆発、騒乱など)により発生した不具合。
・瑕疵(かし)を発見後、すみやかに届けがされなかった場合
・開発・製造・販売時に通常予測される環境等の条件下以外における使用・保管・輸送等に起因する不具合。

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