
INNOVATION 開発技術
現場のニーズにこたえる
新分野への挑戦
日本仮設は、建設市場で培った技術力と経験をもとに、新しい分野にも積極的に展開しています。これまで建設市場で培った技術力と経験をもとに、インフラ管理、カーボンニュートラル、農業市場といった社会課題への対応する、先進的な技術・製品の開発に努めています。

インフラ維持管理市場への貢献
インフラの老朽化や自然災害による被害を防ぐため、モニタリング技術を活用した維持管理システムの開発を行っています。

カーボンニュートラル市場での取り組み
建設現場のカーボンニュートラルの取り組みにも、環境負荷の少ない製品の開発などで貢献しています。

アグリ市場への技術展開
建設現場で蓄積したノウハウや技術を、農業市場で活用できるような技術展開も行っています。

自然環境保護への対策
その他、さまざまな分野において、産学官で連携した共同開発を推し進めるなど、新しい研究領域にも進出しています。
変わる現場に進化するIoTを
新事業推進部開発センター 住田 幸伸
開発センターでは、環境計測やマイクロ波レーダーなどの技術を活用し、変化し続ける建設現場の課題をIoTで解決する製品を開発しています。現場の声をもとに、製品の企画から技術サポートまで一貫して対応し、仮設の現場で有用なレンタル製品として提供しております。近年では、常設向けの販売にも力を入れており、これまでの導入実績も着実に増加。HPからの問い合わせも年々増えており、多くの現場で関心が高まっています。
「仮設から常設へ」―― 現場IoTの可能性は、ますます広がりを見せています。これからも、変わり続ける現場に寄り添いながら、進化するIoTで、便利で安心な環境づくりを支えていきます。
「仮設から常設へ」―― 現場IoTの可能性は、ますます広がりを見せています。これからも、変わり続ける現場に寄り添いながら、進化するIoTで、便利で安心な環境づくりを支えていきます。

社内と、社外のステークホルダーと
さまざまな方法で新しい技術開発を
進めています。
日本仮設では、さまざまな方法で技術開発を進めています。産学官で連携した共同開発を推し進めるとともに、現場からのニーズを基に新しい技術を生み出すなど、実際の現場での活用に有用な技術の開発を目指しています。さらに多数の特許やNETIS登録商品も保有しています。

社内提案制度による商品開発
社内提案制度を活かし、お客様の要望や課題を吸い上げ、現場の効率化や安全性向上に貢献する商品の開発を行っています。

産学官連携による研究開発
土木・建設現場で培ったセンシング技術やIoT技術を活かし、産学官の連携による共同開発を通じて、建設DXの推進を目指しています。

NETIS製品
開発した商品の多くは新技術情報提供システム(NETIS)に登録されており、現場での技術提案や技術評価点の向上に役立っています。
これまで建設市場で
培った経験をもとに、
あらゆる現場のニーズに応える
解決策を提案しています。
日本仮設では、数多くの土木・建設現場で培ったセンシング技術やIoT技術をインフラ・環境・農業分野へ展開する、迅速な製品開発とカスタマイズ対応が可能な柔軟な開発体制を有しています。当社が開発している様々な技術をご紹介いたします。
環境・安全監視技術
環境センサで取得したデータをリアルタイムでクラウドに表示する「エコモシステム」など、ICT施工を実現した安全対策・環境対策・品質管理の技術開発を行っています。
- 環境センサを活用し、クラウド監視と警告発信が可能なモニタリングシステムを開発
- マイクロ波レーダー・AIカメラによる自動検知・計測技術を開発

インフラモニタリング技術
橋梁の形状変化を監視し、豪雨災害による落橋や土砂崩れを未然に察知するシステムを開発。-30度の環境でも安定稼働が可能に改良を行うなど産官学連携で技術開発を進めています。
- MEMS傾斜計×LoRa通信で低消費電力・長期間の遠隔監視を実現 国土交通省「点検支援技術性能 カタログ」の技術番号:BR030044-V0022 に掲載されております。
- 極端な温度環境(-30℃~60℃)でも安定動作する高耐久センシング技術

エネルギー管理・カーボンニュートラル技術
建設現場でCO2削減が可能となるなど、エネルギー管理やカーボンニュートラル技術にも取り組んでいます。今後もこの分野での技術革新を続け、新たな製品を開発していきます。
- 建設現場向けに大容量かつ高効率な発電システムを開発
- 低消費電力設計で持続可能なエネルギー活用を実現

アグリテック(農業技術)開発
建設現場で培った技術を活かし、家畜伝染病予防の「アグリウォッシュ」を開発。導入した畜産農家の中には鳥インフルエンザを免れた事例もあり、今後も農業分野に貢献できるよう技術展開を進めています。
- 家畜伝染病対策のため検知センサを用いた全自動車両消毒装置を開発
